昨日、ホッケンハイムで行われたドイツグランプリ決勝レース。
今シーズンはドイツ人ドライバーが6名と多く、それぞれが母国に
おいてその力をアピールするチャンス狙っていたと思われる。
結果としてはスペイン人のアロンソがトップで、2位には
ブラジル人のマッサがチェッカーを受け、フェラーリの1、2に。
3位表彰台にはベッテルが入ったため、ドイツ人の面目は保たれた
形とはなった。
しかしながら、レース後半トップを走っていたマッサに対し、
追い上げてきた2位アロンソに道を譲れ、という(禁止されている)
チームオーダーがなされたという疑惑が浮上し、レース結果と
してはイマイチすっきりしないという状況に。
個人的にはペースの速いアロンソを無理なく先に行かせ、
追い上げてくるベッテルとの混戦を避けるのと、チームメイト
同士のつぶし合いを避けるため、チームのとった判断(ラジオ
での発言のスマートさはともかくとして)は、チャンピオン
シップとコンストラクターズを押さえる上で正しいこととは
思っているが、当のマッサとスポーツマンシップを重んじる
ファンにとっては気持ち良いワケでは無いのは確かかと。
▲本当は優勝時に描きたかったフェリペ・マッサ。
表彰台に上がった後も、神妙な表情を浮かべておりました。
残念ながら小林可夢偉は入賞には届かず、11位。
今回もシートを確保した山本左近はマシントラブルでリタイア。
次のレースでも運転する可能性が高いとのこと。
次回2週間後のハンガリーGPは、昨年マッサが頭に大けがを
負ってしまったという曰く付きのハンガロリンクから。
マッサのリベンジなるか!
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