正式名称は、オリンパスクロームシックスVAとのことらしく
(WEB上でそれらしきものを検索確認)、1951年から発売された
ほぼ60年近く前の蛇腹(スプリング)カメラです。
ブローニー(6×6、4.5×6)120フィルムを使用するため、Sixと
いう名称になっていると思われますが、6×4.5のアダプターが
付属していなかったため、今回の撮影は全て6×6の正方形画像と
なっております。(個人的に4.5×6を使うつもりはありませんが。)
オークションで手に入れたは良いが、使い方はネットでそこそこ
調べた程度での試写撮影となりました。
使い方を模索しつつ試して見ましたが、結果なんだか露出オーバー
気味なのか、レンズに問題があるのかずいぶんと白っぽい写真が
となってしまいました。
(※尚、各写真をクリックすると、拡大表示されます。)
▲蛇腹を延ばして撮影体制にしたところ。
上手く引き出さないと、レンズ部分が向きに対して
ピッタリ垂直にセットされません。
ちなみに距離計(feet表示)目測ほか、露出、シャッター速度
を含め、フルマニュアル操作になります。
▲革製の速射ケースを装着し、レンズ部分を畳んだ状態。
カメラ自体にはストラップを付ける穴は無いため、
このような(当時の)ケースを使用するか、三脚穴に通す
ストラップを使うかになります。
蓋を閉じるとけっこうコンパクトにはなりますが、基本
ダイキャストボディのため、ずっしりとした重量感が
あります。
▲とりあえずの1枚目。近くの公園を撮影。
ものすごく平坦な感じです。
▲お気に入りの送電鉄塔でのショット。
これもまたメリハリのない画像に。
▲中央高速バック越しに花を撮影。
前2枚よりは遠近感が出ている模様。
シャッターに粘りがあるため露出オーバー気味になっている
可能性もありますが、撮影後にネットで調べてみると、
スプリングカメラは晴れた日での撮影は、絞りを16くらいまでに
して、という記述があり。
今回けっこう開放気味で撮影していたため、次回は絞りを
考慮しつつ臨みたく考えております。
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