昨日、新しく生まれ変わったシルバーストン・サーキットにて
決勝レースが行われた、F1イギリスグランプリ。
レッドブルの2台がフロントローを独占してレースをスタート
させたが、初回でトップのベッテルがコースアウトしタイヤを
パンクさせ、最下位まで後退。
一方のウェーバーは好スタートによりトップに躍り出たあと、
そのまま順位を譲らず、1位チェッカーを。
2位にはハミルトン、3位にはニコが入り、ベッテルはもう追撃
するも、スーティルをなかなかオーバーテイク出来ず、7位
フィニッシュ。
そのスーティルのブロックのおかげ?もあって、ザウバーの
小林可夢偉が6位入賞と、前レースよりひとつ順位を上げる
ことに成功! 嬉しい結果となった。
今回のレースで面白かったところは、可夢偉がピットアウト後に
シューマッハを抑え、5位のバリチェロにプッシュし続けたのと、
後半スーティル、ベッテル、シューマッハ、ヒュルケンベルグ
という4人のドイツ人ドライバーが(スーティルに引っ掛かって
いたため)団子状態バトルで鎬を削っていたところ。
シューマッハは9位入賞を果たしたが、同僚のニコが表彰台に
上がったのに比べるとちょっとガッツが足りないように
思えた走りであった。(まぁ来期に向けて、今期は温存した
走りに徹しているのかも知れないが・・・。)
▲今レース、ブルーノ・セナに変わってヒスパニア・レーシング
として出場を果たした山本左近選手。
スーパーアグリの後、最後にスパイカーで参戦して以来、
3年ぶりにF1のコックピットへ。
今回のレースは最下位ではありましたが、見事完走。
次回ドイツGPではブルーノ・セナが復帰し、左近のシートは
無くなるとのウワサもありますが、このまま最後まで可夢偉と
ともに日本人レーサーとして走り続けて欲しく願っております!
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