3週間ほど前にテスト撮影してみた、Olympus PEN-EES。
このハースサイズフィルムのカメラは1962年〜1968年の間に
生産され、前のEEに対してレンズが明るくなり、シャッター速度が
1/60から1/30と1/250の自動切り替え、そして距離合わせが
3点のゾーンフォーカスとという仕様変更された機種になります。
オークションでかなり安く手に入れたのですが、ワンオーナーもの
だったため、程度がそこそこ良く、今回の試写にもきっちりと
答えてくれました。
精度という点においては現状のデジカメとは比較しようとすら
思いませんが、使ってみた上で、活躍していた当時をしのばせる
なかなか味のある画を生み出してくれる道具だと感じた次第です。
(尚、写真をクリックすると拡大表示されます。)
▲実は手に入れるまでEEだと思っていたのですが、向かって
右側にSの刻印が。
ちなみにPENと言う文字は上面にのみ刻まれております。
▲レンズ周りにあるセレン光電池によるプログラムEEで、
基本フィルム感度を合わせるだけでOKなのですが、ASA200
までの対応となるため、マニュアルで絞り値を調整することも
可能であります。
そして、レンズ周りのゾーンフォーカスダイヤルリングを回して
距離設定を行います。
▲R20光景を1枚!
いつもの見慣れている風景も若干違った印象に。
▲お花を撮ってみましたが、まだまだこのカメラにて目測の
フォーカス合わせに馴れていない状況かと。
▲国立競技場付近での撮影。逆光でこんな感じです。
▲若々しい木々のショット。
▲キラー通りでストリートアート?を含めての風景。
▲これもキラー通りのお店を撮ってみました。
実は色味を少々調整してあります。
Camera Talkにも数点アップしてありますので、よろしければ
そちらの方もご覧いただきあれ〜♪
|