ウォンテッド(2008年)
最近お気に入りの俳優ジェームズ・マカヴォイが主役の映画
とのことで、CATVから録画しておいたものを鑑賞。
この映画、宣伝時はアンジェリーナ・ジョリーばっかの映像を
アピールしており、彼女メインの印象が強かったが、
どちらかというとマカヴォイの助っ人役といった感じ。
※尚、マカヴォイが出演した映画で観たものはペネロピと
ラストキング・オブ・スコットランドになります。
●かいつまんだお話
しがない経理担当のウェスリーは幼い頃父親に捨てられ、何もかも
どうでもよい生活を送っていた。
そんな彼の前突然謎の女フォックスが現れ、彼を暗殺者クロスから
守ろうとする。
父を殺したクロスを倒すため、ウェスリーは千年前から続く暗殺組織
“フラタニティ”のメンバーに迎え入れられて行くのであった・・・。
●よいとこベスト3
1)心臓の鼓動を早める技、曲線を描く銃弾等、映画マトリックスを
さらに発展させた特殊効果演出が満載!
カースタントもこれでもか!と言うぐらい魅せてくれた。
そのバイオレンスさも乗じて、新しくそして緊迫感ある映像を
導き出すことに成功している。
2)いわゆる復讐劇ものなのだが、お涙頂戴にならずほどよくドライな
ストーリーが気持ち良い。
どんでん返しと様々な謎が渦巻く展開がとても面白かった。
3)弾丸や折れ曲がる銃器など、いちいちデザインが格好良い!
設定資料集が欲しいくらいに感動してました。
タイトルからすると日本人の自分としてはピンクレディの歌を
思い出してしまうが、(コミック原作とはいえ)なんかもう少し
内容を昇華させるネーミングはなかったものかと、映画の出来映え
からして少々残念に思うのだった。
(英語圏内ではベストなのかも知れないが・・・。)
▲本日のG10での一枚。豪雨開けのソラ模様。
近所の小学校では残念なことに雨のため運動会が中止になった後、
すぐのお天気でした。
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