サマーウォーズ(2009年)
映画の日の本日、新宿バルト9で観て来ました!
知人間での評判は良かったのですが、話の内容は全く知らないまま映画館へ。
しかし鑑賞を終え、この簡単に説明するのが極めて難しい作品は
日本でしか創ることが出来ない、とても希有でぶっ飛んでいて素晴らしい
アニメ映画であると心底思いましたよ!
●かいつまんだお話
高校2年生の健二はOZと呼ばれるネットワークシステムのメンテを行うバイトを
同級生の佐久間と一緒に行っていた。
そんな中憧れの先輩夏希に、バイトとして彼女の田舎である長野県は上田市までの
同行を求められる。
そこで思いもしなかった展開からさらに世界規模のネットワークテロとの戦争へと
発展していく。
●よいとこベスト3
1)いや〜脚本に拍手! よくこんなシチュエーションのドラマをまとめ上げた!!
しかもこんな内容の話だとは、ポスター等キービジュアルからは
全く想像がつきませんでした。
話の展開はかなりゴーインな感じもするが、そんなのは些細な事と
吹き飛ばしてしまう爽快さがありましたね。
2)設定上、ネットワークワールドを分かり易く視覚化した映像がかなり多く
使われているのだが、その出来がもの凄く気持ち良い。
アバター一体一体のデザインがきちんと創られているのに感動。
手間のかけ方もハンパでは無いので、制作はホント大変だったろうなぁ。
3)基本テーマが人間(家族)の繋がりという風に見受けられたが、
夏希田舎の大家族の絡み合い具合がとても面白かった。
最初多すぎてよく分からないそれぞれのキャラが、話が進むにつれ、
徐々に旨みを増していく作りが秀逸であった。
この映画に出会ったことにより、"ジャパニメーション"という言葉に対し、
なんかもっと誇りを持っても良いのではないかという気にさせられたのが
一番の収穫だったかも知れません。
▲本日のW61Sでの1枚。
今日の昼は晴天でしたが、最後の夏空ってイメージが。
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