ニックネーム:しのしの
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2011年06月18日(土)
映画"縞模様のパジャマの少年"よいとこ
映画"縞模様のパジャマの少年"よいとこ(2008年アメリカ)

2006年出版された小説を元にしたこの映画、子供の目を
通して観た第二次世界大戦中のドイツの(一部の)状況が
描かれているのですが、その無邪気さと周りの悲惨さに
観終えてから溜息がこぼれてしまうような内容でした。
もちろん面白かったのではありますが。

※尚、この"よいとこ映画感想"は基本主観による、良いところ
のみを抽出した感想文となっております。

●かいつまんだお話
ナチスドイツの軍人である父の昇進に伴い、ベルリンから
郊外の一軒家へと移り住む事になった一家4人。
友達と離ればなれになることを嫌がっていた少年ブルーノで
あったが、やがて引っ越し先にて1人の少年と友達になることに
成功する。
だがその子シュムールは、鉄条網の中で暮らし頭は坊主、
そして番号の付けられた縞模様の服を着ていたのであった。

●よいとこベスト3
1)少年達の純粋な友情と戦争とのギャップ。
  そんなテーマをもの凄くうまく描いていると思いました。

2)恵まれたエリート一家であるはずが、引っ越しを境に
  徐々に崩壊していくのですが、その祖父母も含めた
  家族模様が最小限の演出にて、上手にそして丁寧に
  まとめ上げているところが良かったかと。

3)撮影はハンガリーで行われたそうですが、戦争中とは
  思えないほどに美しい景色が辺りに広がり、その
  のどかさと人間の業との対比が、この作品の本質を
  物語らせている気がしました。



▲久々の飲みにての備品撮影。EVOにて撮影。


2011-06-18 23:59 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年06月11日(土)
映画"板尾創路の脱獄王〜"よいとこ
映画"板尾創路の脱獄王〜"よいとこ(2010年日本)

お笑いタレント板尾創路氏監督による、初の長編映画の本作を
本日CATVにて観賞。
吉本作品はこれまでに松ちゃんやキム兄等のを観てきたが、
そんな中でも今回のこの脱獄王はかなりよく出来た内容で
あったと思う。

※尚、この"よいとこ映画感想"は基本主観による、良いところ
のみを抽出した感想文となっております。

●かいつまんだお話
舞台は架空の昭和初期。無銭飲食で投獄された鈴木は驚異的な
身体能力と様々なテクニックを駆使して脱獄を繰り返すのだが、
脱獄が成功したのに、直ぐに捕まり、その結果さらに警戒が
厳重な場所へと移されて行くのであった。
どんなに痛めつけられてもその理由をしゃべらない鈴木。
果たしてその真意とは?

●よいとこベスト3
1)まさに板尾ワールド爆裂というか、いや、そんな派手目な
  表現ではなく、淡々とした奇妙な世界が続くといったところ
  でしょうか、その面白不思議さにやられた次第であります!

2)脱獄テクニックの見せ方がとても良く出来ていたかと。
  何一つ無い状況からそれを生み出すテクニックに
  これはやられたなー! と、ちと衝撃を受けました。

3)昭和初期のキナ臭い雰囲気がうまく表現されており、
  美術的にも素晴らしかったのではないかと。

ある意味感動的な展開でもあるのだが、それをそうまとめない
のが、彼の意地でもあったのかなと、結末での納得でした。



▲散歩すがらの空き地一枚。なにやら懐かしい香りが…。
 EVO撮影。


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2011年06月05日(日)
映画"劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル"よいとこ
映画"劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル"よいとこ
(2010年日本)

10周年という節目を迎えるドラマTRICKの劇場版3作目をCATV
にて観賞。
劇場番としては回を重る度に溜息がもれる内容であった感が
否めない気がしておりますが、今回はそのシリーズ通しての
バカバカしさと、脚本の良さがピカ☆イチだったのでは
ないかと思うほど良い出来であったかと思いました。

※尚、この"よいとこ映画感想"は基本主観による、良いところ
のみを抽出した感想文となっております。

●かいつまんだお話
上田教授のもとに翔平という若者が突如現れ、自身の村
万練村で行われる、カミハエーリの後継者を決める大会にて、
偽霊能力者をを見破って欲しいとの依頼を受ける。
一方、マジックショーの解雇宣告を受けた山田は万練村での
霊能力者となるべく、現地へと赴いたのであった。

●よいとこベスト3
1)兎に角、シリーズ通してギャグとストーリーのレベルが
  サイコーな出来!
  主役の若干の経年劣化を補える程、面白くもやりきれない
  内容でありました。

2)佐藤健、ほんとーに良い仕事しておりました!
  彼の真剣さがこの作品のキモといっても良いくらいの
  濃厚さであったかと。

3)相変わらずの随所に鏤められたくだらなーい、ギャグ、
  ダジャレ等の数えていたらきりがないほどの数々!
  今回大御所を迎えてのハジケっぷりの凄さは筆舌し難い
  密度の濃さであったかと。

たぶん、この映画を持ってこのシリーズは終演を迎える事と
なったのかと思いますが、それにふさわしい内容であって
良かったと、ホッと胸をなで下ろしております。
もし何らかの事情で今後続編を作らざる終えないのであれば、
キャストを一新して臨んで欲しいと考える次第であります。



▲本日夕暮れ刻の川崎の空。S640にて撮影。


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2011年05月22日(日)
映画"湖のほとりで"よいとこ
映画"湖のほとりで"よいとこ(2007年イタリア)

日本では2009年公開のこの映画、2008年度イタリア・
アカデミー賞最多10部門を受賞したらしい。
自分はCATVでの誘い文句に惹かれ観賞に至った次第。
一瞬ツインピークスとか思ったりしましたが、本質的には
全く異なる方向の作品でした。
(いや、悪意を除けばそれほど異なってはいないか・・・。)

※尚、この"よいとこ映画感想"は基本主観による、良いところ
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●かいつまんだお話
イタリアのとある村での出来事。
行方不明になったと思われた少女の行動から、湖畔で
アンナの美しい裸の死体が発見される。
最初の容疑者は彼女の恋人だったが、次々と怪しい人物が
浮かび上がっていく。
事件担当のサンツィオ刑事は自身の家庭状況に悩みつつ、
捜査へと乗り出していくのだが・・・。

●よいとこベスト3
1)アルプスを臨む北イタリアの美しい風景の中、派手な
  ことな何も無く、ただ淡々に、そして奥深く進行する
  ドラマが、今の自分には心地よかったかと。

2)我々が知っている観光都市としてのイタリアとは異なる、
  そこに生活ありきのお話に、世捨て人とは行かずとも
  憧れに似た感情で和まされつつも堪能させられました。

3)日本のドラマではあり得ない様なNEWAGEミュージックが
  バックグラウンドで流れ(それがかなり好みであったのは
  確かだが)、若干のアバンギャルドを感じられてのが
  プラスでした。

ともかく物語をあからさまにするような説明は無いのだが、
台詞と演出で最低限の理由を物語っている点がもの凄く
良かったかと。
観終えてからの謎解きがきちんと構築出来たしね!



▲本日の午後から崩れ始めた空模様。G10にて撮影。


2011-05-22 23:59 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年05月16日(月)
映画"HOME 〜空から見た地球〜"よいとこ
映画"HOME 〜空から見た地球〜"よいとこ(2009年)

空から日本をではなく、空から見た地球を撮影したヤン・
アルテュス=ベルトラン監督の壮大な地形をエコロジカルな
視点から描いた作品を観賞。
尚、プロデュースはリュック・ベッソン率いるヨーロッパ・コープ。

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●かいつまんだお話
奇跡ともいえる空撮した様々な地球の表情を流しつつ、生命の
誕生から人類の関与による自然環境の変化、そしてこれからの
人と自然の共存方法という流れで解説されるドキュメント作品。

●よいとこベスト3
1)とにかく、これCGじゃないの? と驚嘆を隠し切れない
  ぐらい、映像でも観たこともない精細かつダイナミックで、
  神秘的な風景に圧倒されました。

2)こんなタイミングの映像を根気よく撮影したスタッフに
  拍手です。

3)新たなエネルギーの開拓に代表される、人類が生き延びる
  ための知恵がいくつか紹介されており、人間のまだまだ
  捨てたもんじゃないなぁ、と思えたのが良かった。



▲昨日のマジックアワー直前の風景。S640にて撮影。


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2011年05月15日(日)
映画"エンジェル ウォーズ"よいとこ
映画"エンジェル ウォーズ"よいとこ(1992年日本)

原題、Sucker Punchなるこの作品、監督脚本はあのマッチョマン
赤フンファンタジー映画300のザック・スナイダー。
300以降のウォッチメン&(3DCGフクロウ映画の)ガフールの
冒険は観ていないが、300のセーラー服版ということを期待して
劇場に足を運んだ次第。

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●かいつまんだお話
最愛の母親を亡くした(通称)ベイビードールは遺産に目が
くらんだ義父から妹を守るため銃を手にするが、逆に妹を
殺して撃ち殺してしまい、精神病院に入れられてしまう。
そして義父の策略によりロボトミー手術を受けさせられようと
した彼女は生き延び再び自由になるための戦いに赴くので
あった。

●よいとこベスト3
1)ダンスをバトルシーンに置き換えた発想がスゴイ!
  そしてそのバトルシーンの映像もスゴイ!
  主役が一番弱そうではあるが、それが最強であるのもOK。
  尚、キャラデザは寺田克也氏らしい。

2)始まりと終わりの印象がかなり異なる点が、意表を
  突かされ脳を活性化してくれたかと。
  まさか、こんなお話だったとはー的面白さがありました!

3)昔のロックをアレンジした曲が自分の好みにモロ直撃!
  まさかジェファーソン・エアプレインのホワイトラビットの
  アレンジバージョンが聴けるとは夢にも思わず。
  たぶんそのうちサントラを手に入れることでしょう。

正直、最初は退屈な部分もあったのは確かだが、差し込まれる
ハイセンスな映像と後半のたたき込まれる様な演出にやられて
しまった感が大きく、色々と謎を解き明かしたくなる様な
とても面白い作品でありましたね。



▲試しにアイスクリームをウォーホール調に。
 EVO WiMAX FXcamera使用にて。


 
2011-05-15 23:59 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年05月06日(金)
映画"シコふんじゃった。"よいとこ
映画"シコふんじゃった。"よいとこ(1992年日本)

20年近く前に公開された、ファンシイダンスのコンビ
周防正行監督+本木雅弘主演によるこの映画、自分は
なんだかんだ観そびれており、今回が初体験と相成った
次第。内容的には普遍的なエンタテインメント作品で
とても面白かったかと。

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●かいつまんだお話
就職も決まり、残りの学生生活を楽しく過ごす予定であった
秋平は単位と引き替えに部員一人の弱小相撲部を手助けを
することに。
ただ頭数さえ足りていれば良い試合にて案の定惨敗期すのだが
OBたちの失礼な言動に腹を立てた秋平は次の試合に向けて
闘志を燃やし始めていくのであった。

●よいとこベスト3
1)まさしく、王道なスポーツ青春モノ!
  展開は予測できても感動させられます。

2)竹中直人の過剰ともいえる、モストコメディティカル
  (こんな言葉あるのか?)な演技が、ダメダメながらも
  カワイイさを醸し出すという先輩役を際立たせており、
  この作品の統一感を出す事に貢献しているかと。

3)正直相撲に明るくない自分ではあるが、端々に描かれる
  相撲の技と戦略に、なるほどこう見れば相撲という国技は
  面白いんだな! ということを初めて理解できた気が。
  次からの土俵観戦は、確実に見るポイントが変わって
  来るのではないかと思われます。



▲陽光に照らされる龍の様な枝木。よぉ〜く見ると、左上には
 小さな飛行機のシルエットが確認出来ます。S640にて撮影。


2011-05-06 23:59 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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