映画"縞模様のパジャマの少年"よいとこ
映画"縞模様のパジャマの少年"よいとこ(2008年アメリカ)
2006年出版された小説を元にしたこの映画、子供の目を
通して観た第二次世界大戦中のドイツの(一部の)状況が
描かれているのですが、その無邪気さと周りの悲惨さに
観終えてから溜息がこぼれてしまうような内容でした。
もちろん面白かったのではありますが。
※尚、この"よいとこ映画感想"は基本主観による、良いところ
のみを抽出した感想文となっております。
●かいつまんだお話
ナチスドイツの軍人である父の昇進に伴い、ベルリンから
郊外の一軒家へと移り住む事になった一家4人。
友達と離ればなれになることを嫌がっていた少年ブルーノで
あったが、やがて引っ越し先にて1人の少年と友達になることに
成功する。
だがその子シュムールは、鉄条網の中で暮らし頭は坊主、
そして番号の付けられた縞模様の服を着ていたのであった。
●よいとこベスト3
1)少年達の純粋な友情と戦争とのギャップ。
そんなテーマをもの凄くうまく描いていると思いました。
2)恵まれたエリート一家であるはずが、引っ越しを境に
徐々に崩壊していくのですが、その祖父母も含めた
家族模様が最小限の演出にて、上手にそして丁寧に
まとめ上げているところが良かったかと。
3)撮影はハンガリーで行われたそうですが、戦争中とは
思えないほどに美しい景色が辺りに広がり、その
のどかさと人間の業との対比が、この作品の本質を
物語らせている気がしました。
▲久々の飲みにての備品撮影。EVOにて撮影。
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2011-06-18 23:59
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よいとこ映画感想 |
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