河童のクゥと夏休み(2007年)
CATV放映で録画してあったものを昨日に鑑賞。
HD画質でなかったのが残念でしたが、それでも感動の物語を
堪能することは出来ました。
●かいつまんだお話
東京の東久留米に住む小学生の康一は、夏休み前の下校時、偶然にも
化石?状態河童を発見し、家に持ち帰る。
なんとか復活させクゥと名付けた後、少年の家族との生活が始まる。
その後このクゥを巡ってクラスメート、ご近所、世間をも巻き込んでの
大騒動に発展していく。
クゥの居場所は果たして現代に存在するのだろうか?
●よいとこベスト3
1)クゥの姿形、声、動き、とにかくその全てが愛くるしい!
何気ない所作、うつぶせに寝ている姿など、本当にかわいくて
(多分河童なのでヌメヌメしているのだろうが)抱きしめたくなる感じ。
水中を鋭く泳ぐ描写も、意外な感じありつつも良い表現だと思った。
2)主人公康一の妹、瞳の幼児独特の様々は表情変化が楽しめ、気に入った。
クゥのライバルというか、この対照的な存在は子供の頃のコミュニケーション
というものを思い出させてくれた気がする。
3)心地よい自然表現というのか、とにかく和むような風景と、
水の表現に気合いが入っていたのが良かった。
あと音楽も素晴らしかったかと。
シャーンシャーンというアジアテイストで神秘的な感じでの
使い方が気に入りました。
木暮正夫氏の児童文学"かっぱ大さわぎ"と"かっぱびっくり旅"を
大幅に脚色再構成して作れているこの作品だが、とにかくお話の
展開とまとめ方が良い出来でありますので、まだの方は是非にご覧の程を!
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▲本日のG10での一枚。押上で建設中の東京スカイツリー。
完成時610mの高さだそうですが、現在100m程との事。
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