2010年06月28日(月)
昨日バレンシ・ストリートサーキットにて行われた、F1第9戦
ヨーロッパグランプリ。
今回はザウバーの小林可夢偉が7位入賞! という嬉しい結果を
もたらせてくれた、素晴らしく見応えのあるレースでありました。
可夢偉は18番グリッドスタートだったが、序盤にウェバーと
コバライネンが接触、大クラッシュした際のセーフティーカー
導入時、他のマシンがこの隙にとタイヤ交換を行う中、
彼一人のみピットインせず3位を走行。
その後4番手のバトンを抑え続け、残り4周というところで規定の
ソフトタイヤに交換し、9番手でピットアウト。
ニュータイヤの利点を活かし。残りわずかなラップで前を行く
アロンソとブエミをオーバーテイクし、7位フィニッシュに!
(尚、同僚のペドロ・デ・ラ・ロサも10位入賞を果たしたのだが、
後にペナルティーを受け12位に後退となった。)
このときのザウバー陣の喜び様は相当なものでしたね。
▲今期2度目の優勝を果たした、ヨーロッパGPの覇者、
セバスチャンベッテル。
昨年描いたときはちょっとデフォルメし過ぎていたので
今回は可愛らしめに描いてみました。
尚、2位はハミルトン、3位はバトンで、前レースに引き続き
マクラーレンの2台が表彰台に。
やっぱFダクトによるストレートスピードと、信頼性の賜で
あろうか、マシンは好調な様ですなぁ。
次回は2週間後のイギリスグランプリ。
今期19ラウンドあるGPのちょうど中間地点で、後半以降の
チャンピオン争いを予測する上での最初の指針となるような
結果が生まれるのではないかという気がしております。
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2010-06-28 23:59
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2010年06月14日(月)
世間的にはワールドカップ南アフリカ日本初戦、VSカメルーンで
盛り上がっている(自分も観た)本日ですが、それとは関係なく、
昨日2年ぶりに行われたカナダGP決勝の模様をお伝え致します。
モントリオール、ジル・ビルヌーブ高速サーキットで行われた
本レース。
ポールポジションを意地で獲得したハミルトンを先頭に
やや混戦気味にレーススタート。
18位ポジションながら最初の周回で9位までジャンプアップした
可夢偉は残念ながらその初回中にクラッシュ。
早々とレースを終え、観ていた自分たちのテンションも若干
下がる。
が、しかし、ハードタイヤであっても予想以上にタイヤ摩耗が
早かった今レース、中盤以降は上位チーム(マクラーレン、
レッドブル、フェラーリ)はいつタイヤ交換のするのか?
という読み合いで結構面白い展開になっておりました。
結果レッドブル勢はいまいちマシンの調子が上がらず、
ハミルトン、バトンのマクラーレン勢が1,2フィニッシュを
決めることに。
3位にはフェラーリのアロンソ。相棒のマッサは、終盤9位
走行中の師匠シューマッハをオーバーテイク使用とするが、
スペースをふさがれ接触し、フロントウィングを破損。
ウィング交換の為ピットインし、入賞はかなわず。
で、そんなシューマッハを最終周、フォース・インディアの
2台(リウッツィとスーティル)が追い越し、シューマッハも
入賞圏外の11位フィニッシュとなるのでした。
▲今回描いたのは、果敢にアタックし最終周回でシューマッハを
見事オーバーテイクしたビタントニオ・リウッツィ。
フォース・インディアにいるのはスーティルだけではない事を
身を持って示し始めて来た感じがします。
さて、次回は2週間後のヨーロッパ(バレンシア)GP。
ヨーロッパラウンド後半戦の幕開けとなり、チャンピオン争いも
さらに激化していきそうで今後が楽しみであります!
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2010-06-14 23:59
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2010年05月31日(月)
昨日、イスタンブール・パーク・サーキットにて行われた
F1トルコ決勝レース。
PPは3戦連続のマーク・ウェバーで、続いてハミルトン、ベッテル、
バトンと1〜4番グリッドまではレッドブルとマクラーレンが独占。
前回のモナコに比べて波乱はそんなに無いように思われたが、
レース後半の40周目にアクシデントが起こる。
トップを走っていたウェーバーをオーバーテイクしようとした
ベッテルだったが、抜きスペースに余裕がなかったため、両者
が接触。ベッテルはクラッシュしその場でリタイア。
ウェーバーもピットに入ってノーズ交換ということになり、
順位を落としてしまう。
結局その後方を走行していたマクラーレンの2台、ハミルトンと
バトンが1、2フィニッシュという形でレースの幕を閉じたので
あった。
途中バトンがハミルトンをオーバーテイクするなど、同じチーム
内でのバトルもあったが、コンストラクターズポイントを失う様な
意地の張り合いみたいなものは無かったのが功を奏したのかと。
その恩恵に預かったという表現が適切かどうか分からないが、
ベッテルがリタイアしたのと、前を走行していたペトロフが
アロンソとの接触により順位を落としたため、ザウバーの
可夢偉が10位入賞、初ポイント獲得という結果に!
久々の日本人ドライバーの入賞だったので、我が家でも
大はしゃぎしてしまいましたよ。
▲昨年にも描いておりますが、そのときのを今改めて見直すと
似てないな〜というのが正直な感想。
当時はソックリだ! と自負していたのですがねぇ。
※尚、毎回今までに描いていないドライバーをピックアップ
してきたのですが、今回その中で目立った者がいなかった為
2回目ですが、可夢偉を取り上げた次第になります。
次回は2週間後のカナダGP。
またまた可夢偉の活躍に期待してますよー!
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2010-05-31 23:59
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2010年05月17日(月)
昨日5/16にモンテカルロ市街地サーキットで行われた決勝
レースはセーフティーカーが4回出場するという、クラッシュ
アクシデントに数多くみまわれた内容となりました。
表彰台のトップを制したのはスペインに続いてのマーク・ウェバー。
最後の周はセーフティーカーに先導されつつも後続の車を従え、
あたかもモナコという特別な地に凱旋してきたごとくの様な
光景でありました。(ちなみにポール・トゥ・ウィン!)
よっぽど嬉しかったのか、2位だった同僚のベッテルと共に
レース後海に飛び込むというパフォーマンス? も!
そのほかはというと、予選中クラッシュしピットスタートとなった
アロンソが、最後尾から6位入賞まで上り詰めるという快挙を!
最初の周回にてセーフティーカーが導入された際に規定のタイヤ
交換をしてしまうといった作戦が功を奏したということもあったが、
序盤のこのオーバーテイクしにくいサーキットで、果敢にプッシュ
しまくる姿にはしびれましたよ!
で、そのアロンソを数周ブロックしたヴァージン・レーシングの
ルーカス・ディ・グラッシ。
その頑張り具合を称えて、今回イラストに起こしてみました。
▲実際はハンサムなブラジル人25歳。
これからの活躍に期待しておりますが、マシンがまだまだ・・・。
可夢偉は(今のところ状況分からず)いつの間にかリタイア。
バトンもピットの作業ミスと不運に見舞われ序盤にストップ。
シューマッハはゴール手前でセーフティーカーが外れた瞬間に
アロンソを抜いて6位フィニッシュしたのだが、後に審議対象に
なり、20秒分降格の12位扱いになった模様。
(ただチーム側は異議申し立てをしている状況らしいが。)
次回は2週間後のトルコはイスタンブール!
可夢偉の走りとザウバーの信頼性向上を願っております。
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2010-05-17 23:58
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2010年05月10日(月)
昨日決勝レースが行われた、F1スペイングランプリ。
前回から3週間のブランクをおき、ヨーロッパラウンドでの
初レースとなるカトロニアサーキットで5戦目になります。
予選ではウェーバー、ベッテルのレッドブル勢による1、2
ポジションを獲得し、フロントローを独占。
結果ウェーバーがそのままポール・トゥ・ウィンを飾り、
ゴール寸前にタイヤバーストによってリタイアしたアロンソが
2位に、そしてマシントラブルを抱えながらも、最後まで走り
きったベッテルが3位表彰台に上がることに。
映像で見ている限り、ベッテル機は全く安定しておらず、
ふらつくのをなんとか姿勢制御してゴールまで導いたベッテルは
よく頑張ったと思う。
今レースは2つのバトルが目玉となり、一つはバトンをオーバー
テイクしたシューマッハとそれを猛追するバトンの5番手争い。
そしてもう一つは12番手を走行するルノーのペトロフとそれに
対して果敢にアタックするザウバーの可夢偉。
可夢偉は予選10位という好ポジションではあったが、スタート
直後クビサにグラベルへと押し出され、順位を6つほど落として
しまったのだが、そこから猛プッシュ!
結果ペトロフを抜くことは出来なかったのだが、今季初12位完走
とうことで、ラストまで走れないジンクスから解き放たれて
本当に良かった!
今回イラストに起こしたのはこの人!
前中国GPではさんざんな言われようをしておりましたが、
今回、(たぶん)苦しいながらもバトンのオーバーテイクを
押さえることに成功したシューマッハに感動。
特徴ありつつも描いてみると意外と似せるのが難しい事が
分かり、何度も何度もトライした次第。
次回のモナコGP決勝は一週間後の5月16日。
自分としてはアロンソのしぶとい追い上げと、可夢偉の
アグレッシブな行動に期待したいところであります!
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2010-05-10 23:54
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2010年04月19日(月)
昨日、上海国際サーキットにて決勝レースが行われた、
F1の第4戦中国グランプリ。
予選では今シーズン3回目のポールポジションをベッテルが獲得。
2番手もウェーバーとレッドブル勢絶好調!
しかしながらスタート直後以降、終始雨の状態に翻弄された
レースではオープニングラップにスピンしたリウッツィの
マシンに乗り上げられ、ブエミと可夢偉がクラッシュ!
もらい事故でかわいそうであったが、可夢偉は4戦連続
リタイアという結果に。とても残念な事ではあるが、これが
現実ということなのであろう。
一方ロケットスタートでレッドブル勢を抜いて一気にトップに
たったフェラーリのアロンソはフライングと判定され、ドライブ
スルーペナルティを受け、後方にポジションを落とす。
しかしながら最後まで追い上げることをあきらめず、頑張って
4位チェッカー。
序盤レースをリードしていたのはメルセデスのニコであったが、
途中マクラーレンのバトンに抜かれ、そのままバトンがトップで
ゴール。
さらに5回ピットインしながらも闘争心の固まりのような
ハミルトンがニコを交わし、マクラーレンの1,2フィニッシュで
グランプリは幕を閉じた。
尚、ニコも3位表彰台に。
今回描いたのは、ルノー所属のF1初ロシア人ドライバーで
ローキーのビタリー・ペトロフ。
今回のレースで際立った走りを見せ、後半シューマッハを抜き、
ウェーバーをかわして7位入賞となった。
※正直言って顔が似ているかどうか、自分でも全然分からず!
この中国グランプリ、雨の中様々なバトルがあり、見所満載
でしたが、シューマッハVS若手、そしてシューマッハVSマッサの
師弟対決と、10位入賞したとはいえ(ハミルトンとの一戦を
除き)あまり冴えたところを見せられなかったかつての皇帝の
衰退していく様を目の当たりする一抹の寂しさというものを
感じさせられました。
次回は3週間後のスペインGP。
ヨーロッパラウンド突入です!
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2010-04-19 23:26
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2010年04月05日(月)
4月4日決勝レースのF1第3戦マレーシアグランプリ。
雨による予選では、マクラーレンとフェラーリが揃ってQ1で
ノックアウトされ、後方からの決勝スタート。
可夢偉が9番手からという好スタートを切ったが、序盤に
エンジントラブルでリタイア。日本全国からあ〜あ、という
落胆の声が聞こえてくるような感じであった。
レースの方は今回は好調なレッドブルチームが終始リード
し続け、ベッテル、ウェーバーで1,2フィニッシュを決める
こととなった。
予選2位だったニコも3位チェッカーをうけ、彼自身今季初の
そしてメルセデスGP初の表彰台となった。
今回は(気がつけば常にそこそこ良いポジションで入賞して
いる、)そんなニコ・ロズベルグを描いてみました。
(イケメン系はなかなか特徴捉えるのが難しかったり。)
レース内容としては、マクラーレンとフェラーリの追い上げが
すさまじく、どこまでトップに迫れるか? が、一つの見所と
なっておりました。
特にハミルトンの走りはすさまじく、は20位スタートの6位
フィニッシュ!
マシントラブルにより残り一週でリタイアすることになった
アロンソ以外は3人とも入賞という結果を勝ち取ることに。
次回は2週間後の中国GP。
フェラーリ、マクラーレン、レッドブルの三つ巴の戦いが
より激化していくと思われますが、フォースインディアの
スーティルにも注目していきたいと思います!
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2010-04-05 23:59
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