ニセ札(2009年日本)
吉本芸人、木村祐一の初長編監督作品。
その興味深さにより、観賞に至った次第。
●かいつまんだお話
第二次世界大戦に敗北し、物資乏しい日本の庶民たち。
山村の教師かげ子は知恵後れ?の哲也を引き取り、女手
一つで育てながらも教育に励む日々を送っていた。
そんな中、旧知の大津より発行されたばかりの千円札の
ニセ金作りを持ちかけられ・・・。
●よいとこベスト3
1)龍馬伝で迫力有る後藤象二郎を演じていた、青木崇高が
哲也役をこれまた違ったタイプでの渾身なる演技を
見せてくれた!
2)1950年代の雰囲気を再現してくれた点が良かった!
3)ニセ札作りの手順がリアリスティックでたいへん参考に
なったかと! (作ろうと思ったワケではありませんが。)
舞台となる農村の緑と水の豊かさがこの話の本テーマを
物語ってくれた気がしました。

▲本日の夕暮れ風景。S640にて撮影。
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