本日、新宿御苑近くのアートコンプレックス・センターにて
行われた、文殊の知恵熱結成20周年記念公演アイニジュウに
行って来ました。
文殊の知恵熱とは、そもそもどのような内容かと言いますと、
特殊音楽家のとうじ魔とうじ、不思議美術家の秋本秋則、
(元)舞踏演芸家の村田青朔の3氏が組み合わさって行われる
幻想的であり、原始的であり、肉体的で、そして何ともいえない
空気感を醸し出す、アーティスティックパフォーマンスです。
20年の歴史の中、今まで何回か観に行ったことがありましたが、
今回20周年とのことで久々に足を運んでみたのです。
で、開演されましたアイニジュウの公演は、掻い摘んで
お話するとこの様な内容になります。
・まず不思議な音色に導かれ、待合室からホールの方へ
・自転車の空気入れを使った演奏が始まり、続いて真ん中の
男がポンプによってふくらみ始め・・・。
・ストロボフラッシュの中、鞭のごとくしなる紐の付いた棒を
振り、回りを威嚇?
・頭に被って使用するプロペラ楽器を使用し、観客も
巻き込んでの音出しパフォーマンス。
・銀色の怪物が出現し、自らの顔を潰し、豆を噴出!
・光るスティックを回しつつのネオンアート。
・20周年を祝っての蝋燭紙ヒコーキペーパー演出。
・超長いビニールホースを使用して会場全体を一体化させた
ラストイベント。
1hプラスくらいの公演時間ではありましたが、パフォーマーと
観客が一緒になり盛り上がった、面白い時間を過ごすことが
出来ました。
▲会場となったアートコンプレックス・センターの建物。
閑静な住宅街に突然と姿を現す、威厳ありげなデザインです。
▲壁に掛けられた、頭に装着する楽器群。
歩くことにより、羽が回転し、音を奏でます。
▲20周年を祝うべく貼られたポートフォリオたち。
みなさん"アイ"ニジュウに相応しい人物像でございました。
▲最後に登場した、大きく長いビニールパイプ(風船?)。
ドライヤーの熱せられた空気でふくらみ、会場の上階から
下階までに行き渡っておりました。
※写真は全て、公演終了後に撮影しております。
何が起きるのか本当に分からない! という楽しさが、
この文殊の知恵熱にはあるのです。
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