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バイオグラフィー
2011年07月16日(土)
映画"インビクタス/負けざる者たち"よいとこ
映画"インビクタス/負けざる者たち"よいとこ(2009年アメリカ)

クリント・イーストウッドがグラン・トリノに続いて監督した
本作、当人は出演しておりませんが良い仕事しております!
これを観て、今まで全く知ろうともしなかった、ラグビーという
格闘スポーツに興味が沸いたのも確かかと、

※尚、この"よいとこ映画感想"は基本主観による、良いところ
のみを抽出した感想文となっております。

●かいつまんだお話
時は1994年の南アフリカ。初の黒人大統領としてネルソン・
マンデラが就任し、母国の改革に乗り出していく。
当時のラグビーは白人特権階級の象徴であり、黒人からは
攻撃の対象と化していたのだが、マンデラは国の未来を見据え
黒人が一人しか在籍していない代表チーム、スプリングボムスを
導いていくのであった。

●よいとこベスト3
1)27年間も投獄されていたマンデラが、諦めず、そして
  白人社会に報復することもせず、ただ南アフリカの将来を
  考え、最善を尽くす物語に唯々感動するのみ!
  演ずるのはマンデラ自身からも映画化するのであれば
  この人にとオファーを受けていたモーガン・フリーマン。

2)そのマンデラに触発され、代表チームを導き、ワールド
  カップにて初出場初優勝を勝ち取った、マットデイモン
  演ずるチームリーダーのフランソワ・ピナールにも
  拍手を送りたい!

3)ともかくアパルトヘイトに終止符をうったは良いが、人種間
  の間でギスギスしていた雰囲気を、ワールドカップ優勝と
  いう手段を用いて国民を一体化させるという荒技を、映像で
  表現しきっているところが素晴らしい! かと。

ともかく、1国の再生というテーマを(原作があるとはいえ)
こんだけ見事に描いてしまうイーストウッド監督に対して、
素直に拍手を送りたいものであります!


2011-07-16 23:59 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| よいとこ映画感想 |
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