■エル・マリアッチ(1993年)
ロバート・ロドリゲス監督の実質的なデビュー作。
マリアッチシリーズ3部作の最初の作品をCATVで鑑賞。
7000ドルという低制作費ながら、約1時間20分のこの映画、
かなり楽しませて貰いました。
●かいつまんだお話
メキシコの田舎町を舞台にしたドンパチギャングもの。
ギターケースのマシンガンを仕込んだ元ギター弾き(続編映画デスペラード
ではアントニオ・バンデラスが主人公に)がどのような状況に追い込まれて
そのような業を背負うようになったのかを描く。
●よいとこベスト3
1)場末感溢れるメキシコの片田舎で繰り広げられる割とチープ目な
映像なのだが、映画はテンポ良く進み、ほどよい緊張感と共に
観客を飽きさせない演出になっている。(だからヒットしたのではあるが。)
2)現実世界の話ではあるが、ギターケースの中にマシンガン、
撃ち合いの中でも街の住人は平気で生活、未来を予感させる夢等、
どこか現実離れしたファンタジーを感じさせる作りが好みであった。
3)主人公マリアッチ(ギター流しという意味合いっぽい)とヒロインの
番犬のからみがほのぼのしくて和まされた。
余談として、最後に主人公が登場するバイクが中途半端に
改造してあるのがなんか微笑ましかったなぁ。
シリーズ残りの二つ、デスペラードとレジェンド・オブ・メキシコも
観ないとね〜!
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2009-07-12 23:21
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