映画"イングロリアス・バスターズ"よいとこ(2009年アメリカ)
ブラッド・ピット主演によるクエンティン・タランティーノ監督
作品のこの映画、相変わらずのタラちゃん節炸裂っていった
内容で最後までドキドキしながら楽しむ事が出来ました。
(一応の)原作であるイタリア映画、地獄のバスターズを
先に観ておけば、もしかしたらもっとニヤッとさせられる
ところがあったのかもしれませんが。
※尚、この"よいとこ映画感想"は基本主観による、良いところ
のみを抽出した感想文となっております。
●かいつまんだお話
第1章は1941年ドイツ占領下のフランスからスタート。
ナチによって家族を虐殺された少女ショシャナは一人逃げ延び、
フランスの小映画館を引き継ぐことに。
第2章からは連合軍のレイン中尉率いるバスターズの型破りな
ナチ掃討作戦が開始され、やがてはショシュナとレイン中尉
それぞれの立場から、お互い接点の無いまま、ナチの幹部
暗殺へのシナリオへと進んで行くのであった。
●よいとこベスト3
1)まさに荒唐無稽かつ予測不能な展開!
だけど随所にちりばめられた伏線が最後にまとまっていく
その心地良さ!
この映画はそこの部分を楽しむだけに存在していると
言っても過言ではないくらいの面白さでありました。
2)アカデミー賞この作品での助演男優賞をとった、ナチの
ランダ大佐役のクリストフ・ヴァルツのネチネチとした
演技が、最初から最後まで一貫しており、サイコーに嫌な
奴として記憶に残りました。
本当に壺を得た役処であったかと!
3)バスターズの面々の紹介の仕方がイカしてた!
ある意味ロクデナシ野郎って雰囲気なんだけど、それも
また格好良さの一面である気がしました。
また、史実とは全く関係ない話だとは理解しているが、第二次
世界大戦時のリアル感が程よく再現されており、無茶苦茶では
あるが、何かアナザーワールド的な話しに感じられたのが
良かったかと。
あとキャラに対して必要以上に感情移入させない作りが、湿っぽい
バックグランドをカラッとさせていたのがサスガ! だなと
思った次第。
余談ですが、どっかにタラちゃんがカメオ出演しているはず
らしいのだが、全然思い当たらず。
▲昨日の西新宿空風景。
日が覗いてれば少しは暖かったような。W61Sにて撮影。
|
2011-02-19 23:59
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
よいとこ映画感想 /
撮影日和かも? |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/roboprince/trackback/689/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません