映画"ゴールデンスランバー"よいとこ
映画"ゴールデンスランバー"よいとこ(2010年日本)
この堺雅人主演による作品、伊坂幸太郎原作ものとしては、
重力ピエロについでの観賞。
ちなみにビートルズのアビィロードを持っていながらも、
タイトルとなったこの曲が入っていることを全く持って
知らずに観始めた次第。はずかしいなぁ。
※尚、この"よいとこ映画感想"は基本主観による、良いところ
のみを抽出した感想文となっております。
●かいつまんだお話
2年前、宅配便ドライバーをしていた時にアイドルを暴漢から
救い、一躍時の人となった青柳は、久しぶりに親友の森田と
出会う。だが、知らずの内に飲まされた睡眠薬の効果が切れ、
目が覚めた場所は、新首相の凱旋パレードの真ん前だった。
首相暗殺という汚名を着せられた青柳は友人知人達の力を
借りつつ、必死の逃走劇を図るのであった。
●よいとこベスト3
1)ともかくお話が面白い!
主人公を巡るまわりの人達の過去との伏線がそれとなく
効いていて、最初と最後がピタリと収まるのが本当に
気持ち良かったかと。
2)俳優がこれでもか! というくらいに充実し、しかも満足度
が高かった点が良かった。
役者的には森田役の吉岡秀隆流石だなと思ったが、(アヒル
と鴨のコインロッカーに出演し、taroの塔で岡本太郎の
若い頃を演じてた)キルオ役の濱田岳が、尖った印象的には
一番際立っていたかも。
悪役では永島敏行のターミネーターぷりにかなりの怖さを
感じたりも。
3)青柳と、それを庇護する(伊東四朗演ずる)お父さんとの
エピソード、そしてそのエピローグに目頭を熱くさせられ
つつ物語をしめられたのが嬉しく思いました。
毎度の事ではあるけれど、やっぱ小説版も読んで、細かいところの
補完をしてみたくはなったなぁ!
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2011-09-11 14:20
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よいとこ映画感想 |
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