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2011年09月03日(土)
映画"カティンの森-"よいとこ
映画"カティンの森-"よいとこ(2007年ポーランド)

第二次世界大戦中に起きたカティンの森でのポーランド将校
虐殺事件を取り上げたこの作品を本日観賞。
監督のアンジェイ・ワイダの父もこの時に殺害されたうちの
一人とのこと。

※尚、この"よいとこ映画感想"は基本主観による、良いところ
のみを抽出した感想文となっております。

●かいつまんだお話
1939年、ドイツとソ連に蹂躙されるポーランド。アンナと娘の
ニカは軍人の夫アンジェイを捜しに駅までやってくるのだが、
そこで将校であった夫はソ連へと連行されてしまう。
アンジェイはこの出来事をメモに残すこととし、アンナは必死の
想いで夫の帰りを待つのだが・・・。

●よいとこベスト3
1)よいとこという雰囲気ではないのだが、戦争中はドイツ、
  ソ連に凌駕され、戦後もソ連の支配下にあり真実に目を
  瞑らなければならなかったポーランド国民の苦悩の日々が
  焼き付けられた様なフィルムでありました。
  当事者たちにとっては事件の解決を見るまでは耐え難き
  時間を過ごさざるを得なかった事は、後から知っただけの
  我々には想像だに出来ない苦痛であったと思われます。

2)色々な場面がぶつ切りになっていたり、いきなり新しい
  登場人物が現れたりと、(ポーランド人の区別がつき辛い
  ということもありますが)若干展開が分かり辛いのですが、
  それが後にこういう意味だったのか! とバラバラの
  ピースが当てはまった時の感動を与えさせてくれる内容で
  でありました。
  でも起きた事実を考えると、悲惨な理由を深く知っていく
  課程へとなってしまうのですが。

3)昔の面影を残す現地だから撮影出来たのであろう、当時の
  リアルな情景が素晴らしかった。
  戦争さえ無ければこの美しい街並みで人々が豊かな暮らしを
  謳歌出来ていたのではないかと思うと、本当に残念な気が
  しました。 




2011-09-03 23:59 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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