映画"鈍獣"よいとこ
映画"鈍獣"よいとこ(2009年日本)
くどかんが舞台版の脚本を練り直し、CM畑出身の細野ひで晃が
初監督に挑戦した本作品、お話的にも映像的にもかなり面白い
つくりになっていたかと。
出来れば舞台版の映像も観てみたなーと思わせるノリの良い
内容でありました。
※尚、この"よいとこ映画感想"は基本主観による、良いところ
のみを抽出した感想文となっております。
●かいつまんだお話
週刊誌編集者である静は、受賞したが失踪もしてしまった作家の
凸川を探し、彼の出身地である福島県の場末の街へ。
そこで彼の消息を辿るうちに、彼の小学校時代の同級生等と
出会い、凸川の恐るべき実態を徐々に体験初めて行くのであった。
●よいとこベスト3
1)とにかく凸川役の浅野忠信の存在感がサイコー!
もう、彼の表現力でこの映画が成り立っているのでは
ないかと思うぐらい際だってぶっ飛んでおりました。
2)主役を含め、登場人物の衣装及び舞台美術がごちゃごちゃの
カオスながらも一定の方向に統一されていて、たいへん
心地よかったかと。
3)途中挿入されるアニメを担当しているのがSTUDIO4℃。
懐かしくもクォリティの高い映像を拝ませてくれました!
何はともあれ、滅茶苦茶なストーリーではあるが、最後に
何ともいえない感動をもたらしてくれ、ちょっと得した感に
浸ったりしたのは事実ではあります。
▲とぼけて居る様に見えつつも何かを狙う眼差しのハトども。
S640にて撮影。
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2011-04-08 23:59
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よいとこ映画感想 |
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