大地震の日
最大規模の地震が東日本を襲った本日、自分の身の回りの
ことを今後のため、書き記しておこうかと。
・14:50前、新宿の某うどん屋にて地震に遭遇。
店の人はガスを止め、ドアを全て開放するように指示。
自分も食事を止め、テーブルの下に潜ろうかと思ったが、
揺れが一旦治まったかのように思えたので食事を済ます。
外では揺れるビルを写メする人大勢でごった返す。
・揺れを感じつつ会社に戻ると、避難命令が発令しており、
避難場所の新宿中央公園へ。
総務が出社している社員を全て点呼確認。
予報にあったにわか雨が降らず助かる。
この時点で会社は営業終了となった為、帰宅可能な人は
その旨を報告してから帰路に就くことに。
・一旦会社に戻り、クライアントに業務連絡。
が、オフィスのあるビルが管理者より全て退去するように
との指示が出されたため、残りの社員は再び中央公園へ。
※ビル外装のタイルが一部剥がれ落ちていた。
・路線は全てストップ。家路方面が近い人どうしでタクシーを
拾って帰宅する旨を会社から指示を受け、解散。
・17:00くらい、既にタクシーを拾える状況ではなく、寒さを
凌ぐために初台オペラシティに一旦待避。
中にあるコンビニではカップラーメン、サンドウィッチ、
おにぎり等が直ぐに売り切れに。
・初台の駅員に確認すると、予震が治まり、さらに点検確認した
上でないと、全ての路線は復旧しないだろうとのこと。
本日中は難しいのではないかとの話しを聴く。
・携帯電話が通じないため、同僚のテレホンカードを拝借し、
家に電話。
メールが機能しているのかどうか不明だったため、
Twiiterに書き込んで家族と繋がり合っていた。
(後にメールは数時間遅れで到着していたことが判明。)
・電車再開の可能性を考え、近くの飲み屋とか探して時間を
過ごそうかと試みたが、近辺で空いている店はなく断念。
ちなみにまだ予震が続いていたため、ガスが使えず
ほとんどの店は閉まっているかと思ったら、ほとんど
営業をしていた模様。
大手チェーンの天下一品とスシローは開いてはいなかった。
・電車の復旧はしばらくないと判断し、明日朝から法事がある
ため、歩いて帰ることを選択。
2時間以上歩いて、21時にはなんとか帰宅。
書き込みでの情報を見て、自宅の近所にて妻が待っていて
くれたのには想像以上の感動を覚えた。そして無事で何より!
・オペラシティには歩いて帰れる距離ではない同僚7名が
残っていたが、下手に動くより開放されて夜通し暖の取れる
オペラシティにて電車の復旧を待つのが最善策かと、後に
思った次第。
・家に帰り着いたら車を出そうかとも(短絡的に)考えたが、
超渋滞状況を考えると緊急車両等の邪魔になるため、それは
実行しなくて正解だったと判断。
やはり家族と一緒にいることが一番重要とも気付かされた。
・帰路の甲州街道は車道だけではなく、歩道も超渋滞であったが
そんな中に突っ込んでくる自転車、そして信号無視する人々、
人的災害が拡張することを思い描いたが、警察の指導をあって
そこそこの秩序が保たれていたことに一安心。
・それとは反対に、街道沿いでは民家の方々が歩行者に
休憩場所をお茶と提供しくれたり、女性のためにトイレを
開放したりと、心温まるフォローをしてくれていたのが
印象的でした。
・今回の災害時の教訓としては下記が上げられるかと。
- 慌てず、早めな行動を心がける。まずは耐久性のある
屋根がある避難場所を確保!
- とにかく安全な場所からむやみに動かない。体力温存!
- テレフォンカードを1枚所持! まぁ硬貨も使えるのだが。
- 長時間の歩行を考えるなら(スニーカー等の)歩きやすい
靴が重要。もし店が開いているならば手に入れるべき!
- 今回コンビニは開いていたが、ちょっとしたエネルギーに
なる食料を所持しておく。
▲一時避難していた、新宿中央公園の模様。W61Sにて撮影。
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2011-03-11 23:59
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体験を振り返り |
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