ニックネーム:しのしの
性別:男
年齢:虎年
フリーの絵描き。お話を考えたり、企画を練ったりも!

»くわしく見る

バイオグラフィー
2010年09月29日(水)
映画"愛を読むひと"よいとこ
愛を読むひと(2008年アメリカ・ドイツ)

2008年のアカデミー賞で主演のケイト・ウィンスレットが
主演女優賞を獲得したこの作品、またもや自分の思い違いから
想像していた内容とは異なるお話にビックリ!
でも逆に新鮮にそして純粋に物語を楽しむことが出来ました。

●かいつまんだお話
舞台は1958年の東ドイツ。15歳のマイケル(英語読み)は
路面電車の中で突然気分が悪くなり、アパート入り口で
倒れていたところをそこに住むハンナに助けて貰う。
その後親しくなった二人は20歳以上の年の差にもかかわらず
愛を重ねていくのだったが・・・。

●よいとこベスト3
1)少年期から(自分の子との関係に悩む)中年までの
  37年間、主人公の心の葛藤を静かに描いているところに
  とても好感が持てた。

2)悲しく切ないが、自分に忠実に行動したハンナの生涯が
  共感は出来ずとも心に突き刺さった。
  人生を考えさせられる逸品である。  

3)当時の東ドイツの暮らしぶりを再現している美術が
  とても素晴らしと感じた。
  そして街や郊外の情景を美しく、そして活き活きと
  描かれており、何か暗いイメージしかなかった東西
  分断されていた時代を覆してくれたのも良かったかと。

頭の中が打ちのめされ、そして辛くも感動に導かれるお話
でしたので、興味持たれた方はぜひともご覧いただければ!



▲夕暮れ時のウロコ雲空。G10にて撮影。




2010-09-29 23:59 | 記事へ | コメント(0) |
| よいとこ映画感想 / 撮影日和かも? |
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
captcha


※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク