映画"ファーストフード・ネイション"よいとこ
■ファーストフード・ネイション(2006年)
CATV放映で録画してあったものを昨日に鑑賞。
単純ですが見終えた後に、自分のハンバーガーに対する接し方が
ちょっとよそよそしくなった気が・・・。
●かいつまんだお話
熾烈なるアメリカのファーストフード業界の競争の底辺を支えるのは、
不法移民したメキシコ人。
企業悪、衛生、人権等の倫理問題をシリアスに描きつつも、ブラックジョーク的な
テイストを用いてアメリカとメキシコの"今"を映し出します。
原作は脚本を担当した、エリック・シュローサーの"ファストフードが世界を食いつくす"。
●よいとこベスト3
1)利益と自分の私腹を肥やすことのみを優先する企業、自分たちの正義のみで
突っ走るプチインテリ若者、生活に困窮するメキシコ移民の3種3様な
生き方が交差してアメリカファーストフード業界の闇を照らしだしていく
手法がとても興味深かく面白かった。
2)メキシコから不法移民してくる際の描き方が本当にリアル。
まさに命懸けで渡ってくる感がひしひしと伝わってきました。
3)食肉工場でのロケがハンパ無くスゴイ!
実際の工場で次々と処理加工されていく牛の映像が目に焼き付いて離れません。
尚、メインじゃない役所にブルース・ウィルスやイーサン・ホーク、
パトリシア・アークエット、アヴリル・ラヴィーンなどが出演していて
無駄に豪華なフィルムでした。
こうなったら、スーパーサイズ・ミーも観ておかないといけないね!
▲本日の1枚、仙川に佇む鷺。G10撮影也。
体色が美しいグレーなのは若いからで、成体になると真っ白になるのだろうか?
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2009-08-05 22:09
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撮影日和かも? |
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