ちょっと本題に入るまで話が長くなってしまいますが、自分が持っている色鉛筆は
大まかに数えて3種類あります。
1つ目は三菱POLYCOLORに代表されるような(まぁ普通の)国産の色鉛筆、
そして溶かして水彩画を描くことが出来る水彩色鉛筆のSTEADTLER KARAT、
そして今回取り上げますBerol Eagle Color(通商:イーグルカラー)になります。
このイーグルカラー、使い始めたのは最初に就職したナムコのデザイン部署から。
当時は自分のデスクの上のパソコンを使って仕事をするなんて想像することもなく、
製図道具のロットリングや定規、そしてこのイーグルカラーを使用してデザイン画を
起こしてました。
ですのでドルアーガの塔のキャラクターやグロブダーのメカデザイン等も、
鉛筆とこの色鉛筆をメインに作られたのです。
余談ですが、ドット絵を作成する人たちはクリアな方眼紙を色鉛筆で塗りつぶして
コンピューターに入力する前のデザインを作成しておりました。
これは1985年くらいまでの話ですが。
でこのイーグルカラー、値段は高いのですが、芯が非常に柔らかくて色を混ぜやすく
発色も良かったので、フリーになった後も自分で買ってずっと使い続けました。
アナログで作業しているまでは・・・。
1996年を境にデジタル彩色の方に移行し始めた為、イーグルカラーの出番も
少なくなり、ラックの奥の方に格納された状態になっていたのですが、
近年アナログで色を塗ることも再開し始めたため、今回この色鉛筆の
メインテナンスに取り掛かったというワケです。
まぁ、そんなに大げさな事でもありませんが。
(ちなみに、ノブかーさんタイトル画のキャラはイーグルカラーで描いております)
こんな状態で、上が60色のセットボックス。下が混沌とした予備用。
それを色別に分けてまとめていって・・・。
短いやつどうしは接着したり、ダブっているやつは予備用にして、
長さがバラバラではありますが、60色全てを並べ終えました。
今後は短くなっているやつを補充していく予定です。
今後、この色鉛筆で作られたキャラたちを紹介していければと、目論んでいたりしますが
それはまたいずれに!
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